立ち上がりは落ち着かない試合展開だったが、すぐに矢板中央の固さはなくなり、次第に自慢の「良い守備から良い攻撃」を展開。FW9渡部嶺斗(2年)とFW10児玉聖士朗(3年)の推進力と右MF15山下魁心(2年)の快速を活かしながら多くのチャンスを作っていく。

 東邦もボールを奪えば相手のプレスをかいくぐりながら前進し、低くない確率でゴールに迫ったものの、DF3梶谷皇光斗(3年)とDF13清水陽(2年)を軸とする矢板中央のディフェンスは堅実にはね返していった。

【次のページ】 2回戦 矢板中央 vs 東邦(3)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)