帝京大可児FW10加藤は2ゴールの活躍(写真=会田健司)
後半の序盤は両チームがネットを揺らしながらもオフサイドとなる中、次の1点を奪ったのは帝京大可児。46分、スルーパスで加藤が中央を抜け出すと、そのまま落ち着いてシュートを流し込む。しかし逆転を許した札幌第一も49分に藤井がこの日2点目となるゴールを決めて同点に。
このシーソーゲームにとどめを刺したのは帝京大可児の背番号10。51分、鋭いドリブルを連発していた明石が左からカットインして切り込むと、明石からパスを受けた加藤が右足でゴール左隅を射抜き勝ち越しに成功。
この加藤のゴールが決勝点となり、帝京大可児が3-2で勝利。3回戦に駒を進めた帝京大可児は31日に桐光学園(神奈川1)と対戦が決まった。
(文・写真=会田健司)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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