初戦に挑んだ武南メンバー(写真＝会田健司)
「相手の様子を見て、自分たちで相手の力をいなしていく練習を大切にやってきましたが、前半はさすがに様子を見過ぎだった」とは内野慎一郎監督。その言葉通り、前半は金光大阪の圧をまともに受けてしまった武南。
パワーも技術も高いFW10太田陸斗(3年)とFW11上田琥太郎(3年)の2トップにボールを集める金光大阪が押し気味に試合を進める。17分には太田がボックス左を切り込んでGKを外した折り返しから決定機を作ったが、MF7北村涼太朗(3年)の目前でDFに触られてしまう。
その後も23分にロングスローからMF9岡田涼馬(3年)が右足で狙うと、30分には左サイドを崩し太田が狭いニアを狙う。さらにそれで得たCKからファーで折り返したところを岡田がヘディングで狙うと、このシュートはクロスバーを直撃。武南もFW9戸上和貴(3年)が前線で強さを発揮し、MF17飯野健太(3年)も持ち前のスピードで打開を試みるが、決定機は作れずスコアレスで前半を終えた。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ（総体）
令和5年度全国高校サッカーインターハイ（総体）
