金光大阪イレブン(写真=会田健司)
ハーフタイムには天気が急変し、土砂ぶりの中後半がスタート。すると44分、中盤でボールを奪った金光大阪は一気にゴール前に迫ると、最後は北村がネットを揺らし先制に成功した。先手を取られた武南もここから3-2-3-2のシステムに変更し反撃に出る。
守備もハマりだし持ち直した武南は53分、左CKからDF4岸雅也(3年)がヘディングシュートを叩き込み同点に追いつく。その後も逆転を目指し猛攻を仕掛けた武南だったが、決定機でMF20平野琉斗(1年)のシュートがDFにブロックされてしまうなど決め切れず、そのまま試合は1-1で前後半を終えPK戦へ。
後攻の武南が一本目を失敗したのに対し、PK戦前に投入されたGK17望月大雅がゴールを守った先攻の金光大阪は、キッカー5人全員が成功。PK戦を5-3で制した金光大阪が2回戦を突破した。
試合後、金光大阪の岩松哲也監督は「接戦になることは予想して、PKも想定して準備はしていましたのでそれが結果的には良かったかなと。(武南は)後半の立ち上がりから雨の中でもボールを動かせる力のあるチームでしたので、ポテンシャルの高いチームだと思いました」とゲームを振り返り、「やるべきことは変わらないですが、明日で3連戦目なのでとにかくコンディションのところだと思います。そのコンディションの中でどう戦うか。明日勝ったら一日休めるので頑張ります」と次戦に向けて意気込みを語った。
(文・写真=会田健司)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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