日大藤沢のFW山上大智は同点ゴールを決めた(写真=多田哲平)

 ところが27分に一瞬の隙を突かれる。相手のDF4大坪一輝(3年)が蹴り入れた右CKがゴールラインを割り、先制点を決められてしまった。

 その後、日大藤沢は攻め続けながらも厚木北のコンパクトな守備ラインを崩しきれないまま1点ビハインドで試合を折り返した。

 それでも後半もほぼハーフコートゲームを展開。開始から間もなくの46分には諸墨が蹴った左CKからFW9山上大智(3年)が決めて同点とする。

 逆転を狙う日大藤沢は攻め手を緩めない。MF7佐藤春斗(3年)とMF6布施克真(2年)の2ボランチを起点に敵陣でボールを回し続け、追加点を狙った。

 ようやく逆転弾が生まれたのは71分。DF4宮﨑達也(3年)が入れた右CKからゴール前で混戦が生まれると、最後は会津が押し込んだ。

 そのまま2-1で勝ち切った日大藤沢は、決勝進出とともに関東大会への切符を手にした。

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▽令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選
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