日大藤沢、「難しいゲーム」を逆転で制す!厚木北を破り4大会連続で関東大会へ

日大藤沢はMF会津恒毅11番)の決勝弾などで逆転勝利(写真=多田哲平)

 令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選の準決勝が5月6日に行われ、日大藤沢厚木北が対戦。日大藤沢が2-1で勝利し、決勝進出と4大会連続(2020年度大会は中止)の関東大会出場を決めた。

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 今大会は上位2チームが関東大会への出場権を得る。プリンスリーグ所属の桐光学園桐蔭学園は今大会には出場していない。

 5回戦から出場の日大藤沢は、横浜隼人との初戦を3-1で制し、法政二との準々決勝は延長戦の末に2-0で勝利。苦しみながらもこの準決勝に駒を進めていた。

 対する厚木北は3回戦で金沢を3-1で破ると、4回戦で横浜商大高をPK戦の末に撃破。さらに5回戦ではK1勢の平塚学園に1-0で競り勝ち、準々決勝では光明相模原を2-0で下して、公立校としては唯一ベスト4に名乗りをあげ、第2代表として臨んだ2015年度大会以来の関東切符を目指した。

 立ち上がりから攻め込んだのは第101回全国高校サッカー選手権神奈川予選王者で、K1リーグ(神奈川1部)所属の日大藤沢。強風が吹く中で風下に置かれながらもK2リーグの厚木北を押し込んでいく。FW9山上大智(3年)がポストワークや抜け出しでパスを引き出し、MF11会津恒毅(3年)とMF8諸墨清平(3年)、MF10安場壮志朗(3年)という2列目が流動的に動きながらゴールに迫った。

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▽令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選
令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選