立ち上がりからボール保持して押し込んでくる日大藤沢に対し、湘南工大附は連動しながら中央のパスコースを消して自陣深くへの進入を許さなかった。

 中盤でボールを奪い合う一進一退の攻防が続くなか、日大藤沢は前半15分頃から両サイドのアタックが機能してチャンスが増え出すが、湘南工大附は決定機には至らせない。

 かたや攻撃ではパスが思うようにつながらず苦戦していた湘南工大附。それでも前半30分にCKのチャンスを得ると、MF11大西涼太(3年)が力強いヘディングでゴールネットを揺らし、先制点を奪った。

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▽令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選
令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選