決勝弾を決めた湘南工大附MF6上野海里(3年)
その後、先制点を献上した日大藤沢は焦らず攻撃を組み立ててゴールに迫るも、湘南工大附がリードを守り、前半を1-0で終えた。
後半が始まると、日大藤沢がプレスの強度を上げてさらに反撃態勢を強める。52分にはオフサイドの判定となったが、FKの流れからネットを揺らす場面を作り出した。
すると76分、湘南工大附のDFとGKの連係ミスを見逃さずボールを奪ったFW19進藤匠(3年)が無人のゴールに流し込む。猛追を仕掛ける日大藤沢がついに同点に持ち込んだ。
それでも攻撃に転じれば素早く仕掛けていた湘南工大附が追加点を奪ったのは試合終了間際。劇的決勝弾は前半の得点と同じくCKから生まれた。
80+3分、右コーナーからMF10中山陽輝(3年)が入れると、相手GKが弾いたところにMF6上野海里(3年)が左足でダイレクトで合わせて会心のシュートを決めた。これで湘南工大附が勝ち越し。
激闘を制して神奈川制覇を果たした湘南工大附は第1代表として関東大会のAグループに出場することが決まった。一方で日大藤沢は第2代表としてBグループに参戦する。
▽令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選
令和5年度関東高校サッカー大会神奈川予選