滝川第二は途中出場の2人が活躍(写真=会田健司)
そして「先週はプリンス2部の三田学園に勝っていい雰囲気で来てたんですけど、昨日は(大雨)警報が鳴ってしまって練習が出来なくなってしまいました。それでもみんながそれぞれ家で今日の試合に向けて準備してきたし、その前の練習でも球際で激しくやってきたのでそれがこの結果に繋がったと思います」と胸を張った。
滝川第二の中尾優輝矢コーチは試合後「ミスも目立って内容は良くなかったですが、勝ち切れたのはチームとしての力かなと思います」と逆転劇に胸を撫で下ろした。そして「中央突破を狙っていましたが、縦パスが浮いてしまったりで中々思い通りいかず、そこを相手に狙われてカウンターを許してしまったので前半はしんどかったです。ただ、相手もかなりミドルブロックで強く来ていて、うちもやり続けたので相手も体力的にも強度も落ちてきた。そこからFWが裏に抜けたところに良いボールを配給できるようになりました」と試合を振り返った。
滝川第二は亀谷誠監督になって今年で3年目。1年生から亀谷流のテクニカルなサッカーを一貫してやり続けてきた3年生を中心に準決勝まで勝ち進んだ。そして次戦の相手は相生学院。中尾コーチは「僕らのスタイルで、観ている人が楽しいと思ってもらえるようなサッカーを継続して次もやれれば」と次戦に向けて意気込みを語った。
6月9日、滝川第二はにアスパ五色メイングラウンドで相生学院と対戦する。
(文・写真=会田健司)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
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