新発田中央のMF小田喜翔は一矢報いた(写真=多田哲平)

 後半に入っても新潟明訓は押し込んでいく。40分、敵陣中央でボールを持った堀が豪快なミドルシュートを叩き込んだ。

 43分にはバックパスを奪われて相手MF10小田喜翔(3年)にゴールを許したものの、61分、66分とFW9斎藤瑛太(2年)が立て続けにゴールネットを揺らして6-1に。

 そして終盤の70分にはCKからDF22福原快成(2年)が加点し、新潟明訓は7-1で勝利。4大会ぶりのインターハイ出場へ好発進した。

 一方で新発田中央も敗れたとはいえ見せ場は作った。43分に相手の連携ミスを見逃さなかった小田は見事で、さらにGK17折笠和也(2年)は度々のファインセーブを披露し、MF9羽田愛翔(3年)の推進力を垣間見せた。

(文・写真=多田哲平)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選