八戸学院光星イレブン
後半に入っても攻撃の手を緩めない青森山田は決勝戦まで封印してきたロングスローからゴールをこじ開ける。後半11分、ロングスローが一度は跳ね返されるも、こぼれ球に反応したDF4山本虎(3年)が右足を振り抜き先制に成功した。
何とか追いつきたい八戸学院光星はMF7鳴海龍之介(2年)がチャンスメイク。後半19分には、鳴海龍之介が右サイドに流れたFW10久保沢瑞樹(3年)へ配球し、中央のMF18本多風汰(3年)にラストパス。しかし、青森山田の鉄壁な守備の前にシュートまでは持ち込めず。その後も八戸学院光星はPA付近まで持ち込むも、決定機を作れず。
青森山田は後半終了間際に米谷壮史がクロスにヘディングで合わせ、試合を決定づける追加点。そのまま試合は終了し、青森山田が八戸学院光星を2-0で下した。
3回戦から登場の青森山田は県予選4試合を戦い、40得点無失点での優勝。さらに、大会を通じて''被シュート0"で全国切符を手にした。県予選を完全制覇した青森山田は7月29日から8月4日の期間、北海道で行われる令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)で日本一奪還を目指す。
(文・写真=古部亮)▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選