堀越 vs 大成

 対する堀越も、ボールを回してゴールに迫った。お互い随所に好プレーを披露した前半は、最初のチャンスを仕留めた大成のリードで終了。

 後半が始まると、堀越が同点に追いつこうと最後尾から攻撃を組み立てていく。

 すると後半26分に堀越が追い付く。FKでゴール前に送り込まれたボールにDF4森奏(2年)が合わせて同点とした。さらに、これで勢いづいた堀越は、後半29分に右サイドを崩してクロスでチャンスを作る。

 後半に入ってから低いラインでブロックを敷いていた大成は、同点にされてから攻撃のスイッチを入れ直す。

 一進一退の白熱した試合は、前後半の80分では決着つかず延長戦へと突入。しかし、それでもお互いに追加点は生まれずPK戦に。PK戦でも5人ずつが蹴っても3-3と雌雄は決さず、決着がついたのは6人目。先攻の堀越が失敗すると、後攻の大成が成功。トータル4-3でPK戦を制した。

 激闘を制した大成は6月10日、國學院久我山との準々決勝に臨む。

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選