パワーが持ち味の両チームががっぷり四つで組み合った試合は、立ち上がりから熾烈な肉弾戦が繰り広げられた。球際で激しくぶつかり合い、主導権を争う。
実践学園は前半、どちらかと言えばピンチのほうが多かった。駒澤大高の強度の高いプレッシングを受けるとMF7中澤聡太(3年)らに際どいシュートを浴びる。またDF18若田澪(3年)をターゲットとしたセットプレー、FW11岸本空(2年)とFW13秋元心太(3年)の抜け出しを活かした攻撃にも手を焼いた。
それでもGK1宮崎幹広(3年)のファインセーブなどでピンチを凌ぐと、FW11松田昊輝(3年)やFW13犬飼椋太(3年)、FW9小嵐理翔(3年)の3トップにつなげて鋭いカウンターを繰り出していった。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選