東海大相模のMF関根裕真(写真=佐藤亮太)

 4年前の再来のキーマンとなるのが2得点をあげたFW櫛田。関東の大学の多くから熱い視線が注がれている逸材だ。

 「シュートをふかしたり、大振りしたり、ヘディングはパワーが伝わらないし……課題だらけ」と有馬監督は言うが、長身を生かしたポストプレーを軸に左サイドから良質のクロスを供給し、右サイドからはスピード突破とペナルティエリア内に入り込むなど、より厚みのある攻撃が徐々にできるようになった。今後、得点量産がじゅうぶん期待できそうだ。

 なお、次の2次予選3回戦、東海大相模は横浜創英と対戦する。

(文・写真=佐藤亮太)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選