利田健斗の決勝弾で暁星高等学校が堀越を下し今季初勝利!

 T2リーグ第7節、暁星高等学校堀越の試合が駒沢補助競技場で行われた。
暁星高等学校は4-3-3、堀越は4-4-2のフォーメーションで試合を展開。左サイドハーフ稲葉が横へ開き、中盤の原田が中を締める。前半パスを順調に回した暁星高等学校が攻め込み、勢いに翻弄される堀越は一歩遅くペースを掴めない。27分には暁星高等学校ペースで攻め込まれ、無理に止めてPKを献上。これを決め、暁星高等学校が1点を奪取し、試合を折り返す。

  後半は堀越が流れを先に掴む。
サイドDFは横に開き、前線ではDFの裏をついた動きを繰り返し、多彩な選択肢で攻め込む。57分、前半から攻めていた左サイドからのパスを受けた齋藤がDFを交わしてシュート。これを決め同点に持ち込む。
 一方、暁星高等学校は稲葉を中心に左サイドから展開を見せる。交代も使い2トップで前線での動きを更に作りだす。堀越も流れを持って行かれないよう、パスを丁寧に回すがゴールで終われず、暁星のパスカットから右サイドへ。稲葉、利田と繋ぎ強烈なミドルがゴールに突き刺さり逆転。

 これが決勝点となり、暁星高等学校がリーグ戦で初勝利を挙げた。

(文・新井恵)