國學院のFW松田一弥はダメ押しの3点目を決めた

 前半終了間際に同点に追いついた國學院は、勢いそのままに後半も猛攻を仕掛けた。ロングボールを主武器に攻めつつも、敵陣でのコンビネーションも光った。

 攻撃の手を緩めない國學院は72分、MF原が右サイドをドリブルで突破してクロスを上げる。ゴール前で合わせたのはMF16宮田琉作(3年)。コントロールショットで逆転ゴールをマークした。

 試合終了間際には、敵陣で相手DFからボールを奪ったFW11松田一弥(3年)が、相手GKとの1対1で華麗にかわしてダメ押しの3点目。直後にタイムアップの笛が鳴り、3-1で勝利した國學院がブロック決勝へ駒を進めた。

 広尾学園は敗れたものの、先制点を決めたFW齋藤に加え、DF5グリーンバーグ尚憧(3年)も好プレーを披露。55分には相手のドリブルを食い止める好ディフェンスを見せ、カバーリングも冴えていた。

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選