高輪にとっては、早い時間帯で同点ゴールを奪いたい後半が始まる。
その高輪は、前半10分までに、FW鯉沼竜也とMF丸岡由明のコンビネーションから堀越のゴールに再三迫るも堀越GK諏訪雅幸のセービングに防がれる。
しかし、その後もディフェンスラインからボールを丁寧につなぐ堀越に対し、前線からのプレスでプッシャーをかける高輪も、堀越の攻撃を抑え、一進一退の攻防が続く。
その均衡が破れたのは、前半10分過ぎだった。
堀越のMF齋藤一輝が一瞬の隙をつき、約30mのロングシュート。これが、ゴール左に突き刺さり、堀越が追加点を獲得。
その後も、堀越は攻撃の手を緩めず、終盤にダメ押しとなる2点を追加し、4-0で高輪を下し初戦を突破した。16強入りを果たした堀越は4月10日に開催される2回戦で8強入りを懸けて、共にT2リーグで戦う国士舘と激突する。
(文・写真 編集部)