先制点を決めた東京学館浦安のDF島村幸暉(写真=志水麗鑑)
後半に入っても東京学館浦安は攻撃の手を緩めない。47分には右サイドからクロスを上げると、ボールがクロスバーに直撃。こぼれ球にすかさず反応したFW10内田翔月(3年)が、ダメ押しの3点目を決めた。
東京学館浦安はその後もアグレッシブに攻め続け、MF17萩野隼(2年)やFW24若月岳(3年)が積極的にシュートを打ち込む。ボールを失っても攻守の切り替えが早く、即時奪回を繰り返して敵陣に押し込む時間が長かった。
対する袖ヶ浦は劣勢を強いられていたものの、反転攻勢に出る。60分には右サイドからのクロスをゴール前でFW10野田将聖(3年)が合わせる。惜しくもヘディングシュートは枠を外れた。
反撃を防いだ東京学館浦安は、終盤にも1ゴールを奪って4-0で袖ヶ浦に快勝。局面はテクニックで敵をいなし、守備強度でも相手を上回る。柔と剛を兼ね備えたサッカーで2回戦に進出した。
(文・写真=志水麗鑑)
▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選