第102回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント1回戦が10月7日、千葉県内で行われ、千葉県フットボールセンターでは渋谷幕張と千葉日大一が対戦した。

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　試合は前後半では0‐0で決着つかず、10分ハーフの延長戦に突入した。その延長前半3分、渋谷幕張、CKのチャンス。キッカーを務めたFW19伊藤壮舞が直接決めて先制。これが決勝点となり渋谷幕張が1-0で勝利。

　試合中、双方、足がつる選手が続出する100分にわたる消耗戦に終止符が打たれた。

　両チーム、それなりにチャンスを作り、数回決定機を作った。互いのキックの精度もあるが、ギリギリのところではじき返した守備陣の頑張りが試合をより膠着させた。

　勝因を「走り勝てた」と語る渋谷幕張・宗像マルコス望監督。合宿で行った走力重視のトレーニングが功を奏した。「前半、良いときに決めてくれればよかったが(流れが)おかしいときに守り切れた。なのできょうはDF陣を褒めた」とニンマリ。