どこまで行けるミラクル拓大!!同点PKの勢いのままに5分間での逆転劇 拓大紅陵が八千代に2-1で勝利
拓大紅陵イレブン(写真=佐藤亮太)
10月22日、第102回全国高校サッカー選手権千葉予選3回戦が県内各地で行われ、県1部リーグの強豪・八千代と2回戦で同1部リーグの中央学院を下し勢いに乗る同3部リーグの拓大紅陵が対戦した。
サイドから、そして中央からとショートパスでつなぎながら、果敢で攻める八千代に対して、守勢の構えの拓大紅陵の展開となった。
試合は22分、八千代がフリーキックのチャンス。GKから見て中央やや右。キッカーはMF8 吾妻蒼太が推定20メートルから直接、叩き込み、先制した。なかなか攻撃のかたちが作れなかった拓大紅陵は37分、MF7飯野聖士がペナルティエリア内で倒され、PKの判定。この千載一遇のチャンスをDF4中村海がキッチリ決めて、同点に。勢いに乗る拓大紅陵は終了間際の40+2分、ペナルティーアーク付近、MF16斎藤裕紀のパスを受けたMF7飯野が左足で決め、追加点。わずか5分で逆転に成功した。
後半に入り、前半以上の猛攻を仕掛ける八千代に対し、拓大紅陵は中盤からプレスを執拗に仕掛け、ペナルティエリアから遠ざける守備を実行。両サイドから繰り出されるクロスにはDF22田村涼、DF23 新明翔太がはじき返しつつ、ここぞのときにはGK12宮下のナイスセーブで失点を間逃れる。
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▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
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