静岡学園イレブン(写真=会田健司)

 スコアレスで迎えた後半も36分に左からのクロスが流れてポストに弾かれるなど、入りから静岡学園がゴールに迫る。

 しかし、我慢の時間が続いていた清水桜が丘も42分にMF7相川郁也が中盤でボールを奪いショートカウンター。そこからFW18竹澤正悟がGKと1対1の決定機を迎えたが、GKにセーブされ決め切れず。

 そしていよいよ後半の飲水タイムを迎えた頃から両チームの選手たちに疲労が見え始める。清水桜が丘は準決勝で2ゴールのDF16五十嵐洋斗をここで投入。静岡学園は鋭いプレーを連発していた加藤がベンチに下がりMF7福地陣がピッチに入った。

 静岡学園は63分に桾澤のスルーパスから福地が抜け出しシュートを放つ。しかしここもDFにブロックされてしまいゴールとはならず。両チームが最後までゴールを目指したが、70分でスコアは動かず後半も終了。勝負はPK戦へと持ち込まれた。

【次のページ】 決勝 静岡学園 vs 清水桜が丘(3)

▽令和5年度東海高校サッカー大会
令和5年度東海高校サッカー大会