徳島市立、3戦13発の爆発的攻撃力で四国の頂点に!高知との決勝でも5ゴール

四国制覇を果たした徳島市立

 6月10日(土)に愛媛県松山市の愛媛県総合運動公園球技場、同補助競技場で四国4県のインターハイ県大会優勝校と準優勝校の計8校が集い開幕した「令和5年度四国高等学校サッカー選手権大会」。3日間連続開催で迎えた6月12日(月)・同球技場で開催された決勝戦は、1回戦で済美(愛媛県2位)に5-1、準決勝では高松北(香川県1位)に3-1でいずれも快勝した徳島市立(徳島県1位)と、1回戦では四国学院大香川西(香川県2位)を、準決勝では徳島北(徳島県2位)をいずれも2-1で下した高知(高知県1位)が激突した。

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 両チームのスタートフォーメーションは徳島市立、高知とも「4-4-2」で臨んだ。スターティングイレブンは徳島市立がGKは1安藝誠一郎(3年)。4バックは右から14太田夏壽人(3年)、3川村琥太朗(3年)、4山本煌大(3年)、5麻植光規(3年)。中盤はダブルボランチに7上田寛大(2年)と11山座拓達(3年)が入り、サイドMFの右がキャプテンの9笠原颯太(3年)、左が6池田怜以(3年)。2トップは8岡快吏(2年)と10鈴木悠哉(2年)が組んだ。

 対する高知は、GKは1東大稀(2年)。4バックは右から5田邊陽翔(3年)、2酒井良汰(3年)、キャプテンの4森紺(3年)、3濱口達也(3年)。ダブルボランチは10市原礼斗(3年)と20西森吏玖(2年)。サイドMFは右に6岡﨑彪我(3年)、左に8大久保天満(3年)、2トップには14亀岡春陽(2年)と11足達柊侍郎(2年)が入った。

 試合の序盤は2023年の四国高校サッカー界をけん引する両校らしい緊迫した展開が続く。徳島市立は陣形を巧みに変えながらポゼッション率を高めていくが、高知はボールを回収すると素早くカウンターへ移行。高知は足達がGKと1対1に持ち込み、23分には森がゴールまで40mの位置からバー直撃のロングシュートを放つなど、持ち味を発揮しつつあった。

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▽令和5年度四国高等学校サッカー選手権大会
令和5年度四国高等学校サッカー選手権大会