決勝ゴールを決めたガンバ大阪ユースFW岡本陽向(写真=松尾祐希)
そうした状況下で千載一遇のチャンスが訪れる。終了間際の前半38分だ。「FKまでの崩しが良かった」と町中大輔監督が胸を張った通り、流れるようなパスワークからゴール前でFKを獲得。これをキャプテンの左SB和泉圭保(3年)がグラウンダーで壁の外からネットを揺らし、リードを奪って前半を終えた。
迎えた後半。前半の中盤以降同様に守勢に回り、自陣で耐える時間となった。すると、後半6分に広島に決定機を作られる。キャプテン・石原未蘭(3年)からラストパスを受けた中川に左サイドを打開されると、右足でシュートを決められて同点に追い付かれた。
▽第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会