岡山U-18は守備で奮闘した(写真=志水麗鑑)
一方の岡山U-18は劣勢の時間帯が続いたものの、守備で耐えてチャンスを掴む。59分、相手陣地で相手のミスを誘い、そこからFW9村木輝(3年)がシュートを打ったが決めきれなかった。
ピンチを凌いだG大阪ユースは66分、右サイドを崩した流れからFW安藤が絶好機を得る。相手GKとの1対1を冷静に制し、値千金の決勝ゴールを奪った。
終盤に岡山U-18の反撃を受けたものの、逃げ切ったG大阪ユースが1-0で勝利。相手の堅守に苦戦しながらも、しぶとくパスをつないだ攻撃サッカーが功を奏した。
勝利したG大阪ユースの町中大輔監督は試合後、「しんどい試合展開のなか、なんとか点を取れた」とコメント。FC東京U-18との決勝戦に向けては「良いチャレンジをして選手たちが楽しんでくれれば。結果はそのあとについてくればいい」と意気込んだ。
(文・写真=志水麗鑑)
▽第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第47回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会