11月10日に開幕した第93回全国高校サッカー選手権大会鹿児島県大会。松陽と出水の対戦は、松陽が8割程ボールを支配する圧倒的な展開に。
 前半、その松陽はミスもあったものの、2対0で折り返す。

 後半に入り松陽は早々に7番・原田恭兵のドリブルシュートがきまると、ここから猛攻が始まる。
 ほぼ松陽が出水ゴール前に押し込んでいる状態の中、後半10分、原田恭兵のドリブルシュートはゴール左に外れ、されに12分、松陽6番・城野瑞稀は出水GK1番・松尾虎次郎と1対1になるもGKのセーブによりゴールならず。だが、着実にゴールへの圧力を強めていく。

 後半12分には松陽はゴール前の細かいパス回しから14番・濱上征也がゴールを決める。
 また、後半14分には松陽コーナーキックから3番がヘディングで合わせ、追加点。
 出水も負けじとカウンターで9番・松下寛汰ゴールが決めるものの、その後も松陽の猛攻撃は止まらない。

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