修徳 vs 都立日野台(写真=矢島公彦)

 どんなに攻められても大崩れしない都立日野台の5バックは見事。自陣に押し込まれているとはいえ、見応えのある堅守だった。

 対する修徳は27分にFW10田島慎之佑(3年)の強烈ショットがポストを叩くなど、少しずつゴールに近づいていく。すると38分には、CKの流れからFW9ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(3年)がヘディングで先制ゴールをマークした。

 相手の堅守に手を焼きながらも前半終了間際にゴールをこじ開けた修徳は、後半に入るとさらに攻勢を強める。力感溢れるアタックを弾かれてもセカンドボールを拾って2次攻撃。前半同様、敵陣に押し込み続けた。

 修徳は51分、サイドチェンジを受けたFW田島が左サイドから高精度のクロスを供給。ゴール前で合わせたFWンワディケがネットを揺らしたものの、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 だか修徳は57分に追加点を奪う。ペナルティエリア手前左側でボールを持ったFW田島が左足を一閃。強烈なスーパーミドルをゴール右に突き刺したのだ。

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