さらに修徳が畳み掛ける。68分、右サイドからダイナミックに逆サイドへ展開し、左サイドでは細かいコンビネーションで局面を打開。最後は左からのボールをゴール前で収めたMF11大畑響道(3年)が、冷静なシュートを決めた。

 終盤にも1ゴールを奪った修徳が4-0で都立日野台に快勝。試合後、吉田拓也監督は「ブライアンが前にいてクロス上げられる選手たちもいるので、こういう展開になると思って一週間この練習をしてきました。得点が入らなくても焦らなかった選手たちはよくやってくれたと思います」とコメント。次戦の準々決勝に向けては「一戦一戦、全力を出して悔いのないようにやりたいです」と意気込んだ。

(文=志水麗鑑 写真=矢島公彦)

▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選