10月15日、第102回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選3回戦が行われ、東京成徳大高と堀越が対戦。堀越がPK戦の末に勝利し、準々決勝進出を決めた。

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　T3(都3部)リーグ所属で今大会は1次予選から出場の東京成徳大高は、1回戦で都立五日市を18-0で、2回戦で筑波大附を3-0で、ブロック決勝で明大八王子を1-0で破り1次予選を突破し、2次予選初戦の2回戦では都立葛飾野をPK戦の末に下してきた。

　かたやT1(都1部)リーグ所属の堀越は2次予選2回戦から出場し、初戦で拓大一に3-0で勝利してきた。

　2年ぶりの全国出場を目指す堀越だが、この日はキックオフ前から降りしきる雨に大苦戦。ぬかるんだピッチでボールが止まり、思うように攻撃を展開できない。

　なかなか形が作れないうえに、東京成徳大高の出足の早いプレスを受け、攻撃は停滞。試合は膠着状態が続いた。

　堀越がようやく本領を発揮し始めたのは、雨が弱まってきた後半の終わり頃から。MF14仲谷俊(2年)とFW9髙谷遼太(3年)の2トップをターゲットにした攻撃で押し込んでいき、CKやFW10中村健太(3年)のロングスローで東京成徳大高ゴールを脅かした。

　しかし東京成徳大高の固い壁を打ち崩すことができず、延長戦になってもゴールを生むことはできなかった。