堀越が駒澤大高を撃破!巧みなポゼッションサッカーで1-0と完封勝利
決勝点を奪った堀越のMF渡辺隼大(写真=志水麗鑑)
第102回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Bブロック準々決勝が10月29日に行われ、駒澤大学高等学校と堀越が対戦。堀越が1-0で勝利し、準決勝進出を決めた。
序盤から堀越がボールを保持し、的確なポジショニングと巧みなビルドアップで攻勢に出る。そのなかでも、とりわけ際立ったパフォーマンスを見せたのがFW10中村健太(3年)で、アグレッシブな仕掛けが光った。
一方の駒澤大高は前線からのプレスがハマらず押し込まれる時間帯もあったが、ロングボールに活路を見出す。敵陣に侵入できればロングスローも駆使して、相手ゴールに迫った。
その後は一進一退の攻防が続くなか、駒澤大高は劣勢になっても最終ラインが大崩れしない。特に目立ったキャプテンのDF7中澤聡太(3年)は、DF陣を統率するだけではなく、カバーリングでも貢献した。
徐々に駒澤大高が試合の流れを引き寄せ、迎えた38分だった。右サイドからクロスが上がると、ペナルティエリア内でDF2平井涼真(3年)がヘディングシュートを放つ。しかし、相手GKのビッグセーブに阻まれた。
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▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
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