次なる相手は優勝候補の帝京。奇しくも昨年の準決勝と同じ顔合わせで、その時は3-2で勝利を掴んでいる。「相手も強かったし、去年の準決勝は本当に良いゲーム。うちも相手も良かったし、良い意味で意地と意地のぶつかり合いだった」(李監督)。今回も決して簡単な試合ではないが、磨き上げてきたチーム力を持ってすれば恐れる相手ではない。右肩上がりで成長を続ける国学院久我山が難敵を撃破し、選手権出場に王手をかけられるか注目だ。

(文・写真=松尾祐希)

▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選