試合後の両校(写真=矢島公彦)
國學院久我山は積極的に交代カードを切りながら攻勢を強めるも、相手の守備網をなかなかこじ開けられない。それでもドリブル突破やループパスなど攻撃に工夫を凝らし、少しずつゴールに迫った。
一方で2点差がありながらも時間が過ぎているのも確かで、國學院久我山には徐々に焦りが見えてきた印象。すると対する早稲田実業には落ち着きが生まれていく。
早稲田実業は68分、ビッグピンチをGK1高村裕(3年)のファインセーブで凌ぐと、終盤も身体を張ったディフェンスで対抗。ボール保持者に対してDFふたりで対応する守備の連係、走力は最後まで切れず、カウンターで押し返すシーンも作るなど試合巧者ぶりも光った。
▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選