川越南は序盤からリズム良くサイドを中心に攻撃を仕掛け、MF倉岡健心やFW日野善(ともに3年)がアグレッシブに敵陣に進出。外から効果的にアタックした。
いくらか松伏の流れになり、ボールを保持されていた前半17分、川越南はMF小川穂高のパスを受けたMF高橋直大(ともに2年)が、ループ気味のシュートを沈めて先制。相手GKがいくらか前方に出ていた隙を見逃さなかった。
34分にはFKのこぼれ球をMF高橋颯汰(3年)が狙い、39分には逆襲から倉岡がわずかに右に外れる惜しいシュートを放ったが、いずれもゴールを割れず前半を1-0で折り返した。
松伏は主将のMF鈴木天馬(3年)が、高いボール保持力とドリブルで攻撃陣をリード。池田直人(3年)はCBながら積極的な攻め上がりも見せ、チーム最多の3本のシュートを放って戦う姿勢を押し出した。
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選