早大本庄應援部の応援が選手の力に(写真=佐藤亮太)
そのイレブンに大きな力となる存在があった。それは早大本庄應援部だ。
応援部というと男くささが全面に出るが、女子生徒メイン。試合では総勢20人くらいだろうか、グレーのポロシャツにスカート姿で2列に整列し、歌い、応援し続ける。まるで宝塚音楽学校のような雰囲気。
オープニングアクトとなった早稲田大学校歌「都の西北」。その歌声は人工芝が一面の花畑になる、華やかさと清らかさがあった。
應援部について、篠田監督によれば、野球、ラグビー、サッカーを中心にした運動部の応援に特化しており、コロナ禍前には会場で応援を受けていた。しかし、コロナのため、中断。サッカーが有観客になってから初めての応援となったそうだ。
應援部の後押しに選手たちは感謝を語る。
「めちゃめちゃ力になった」
「ホントにありがたかった」
「(いつもの)1.5倍でなく2倍くらい力が出せた」
イレブンにとって大きな後押しになったはずだ。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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