雨の影響で水しぶきが上がるようなピッチコンディション(写真=古部亮)
何とか追いつきたい本庄第一は後半に入るとシステムを変更し攻撃に出る。
「相手が2トップにしてきて、アンカーがいなくなったので、2トップとディフェンス陣2名の対戦に持ち込んでいった」(細田学園の上田健爾監督)。
細田学園は相手のシステム変更に気づくとすぐに作戦を変更。後半から入ったFW9古部悠(3年)が本庄第一のDFに対して積極的にドリブルで仕掛けて、ペースを作り試合を優勢に進めていく。すると、71分に古部のCKからMF6岡大耀(3年)が触り、途中交代で入ったMF17桑颯馬(2年)が頭で押し込み追加点。試合は3-0となりタイムアップ。
勝った細田学園は、決勝トーナメント3回戦で令和5年度関東高校サッカー大会に県代表として出場した埼玉平成と10月21日に対戦する。
(文・写真=古部亮)
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選