武南 vs 武蔵越生(写真=河野正)
両校は前回大会3回戦でも対戦し、武蔵越生が後半7分に決勝ゴールを奪い、1-0で競り勝って3年連続のベスト8に進出していた。
武南の内野慎一郎監督は「あの失点で最後はバタバタしてしまった。守備陣は俺が引っ張ってやるという気持ちと勇気を持って応対しないといけない。初戦は難しいものですね」と総括。それでも1年前のリベンジを果たし、「練習してきた崩しの形が何度か見られた。次も相手が嫌がるところを突き、自分たちの良さを出して一つ一つ戦っていきたい」と締めくくった。
4年連続の8強を逃した武蔵越生の井上精二監督は、「前半は武南の勢いに押され、前線の3人に頼る一本調子の攻めになってしまった。力の差を感じた」と残念がった。それでも「面白いチームになる可能性があるので、また来年挑戦します」と捲土重来を誓った。
(文・写真=河野正)
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選