武南が2年ぶりの4強進出!市立浦和は9年ぶりの4強入りを逃す
武南MF松原史季が先制ゴール(写真=河野正)
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選準々決勝2試合が行われ、17年ぶりの優勝を目指す今年3冠の武南は3-1で市立浦和を下し、2年ぶり28度目のベスト4に進んだ。11月5日の準決勝(11時5分・NACK5スタジアム)で、2連覇を狙うプレミアリーグEASTの昌平と激突する。準々決勝の残り2試合、狭山ヶ丘-浦和南、正智深谷-聖望学園は10月29日に浦和駒場スタジアムで行われる。
武南と市立浦和は埼玉県最上位のS1リーグでの対戦を既に終えており、2試合とも4-1のスコアで1勝1敗だった。
武南は武蔵越生を2-1で下した初戦の3回戦と同じ顔触れが先発。キックオフから左MF松原史季、ボランチの髙橋秀太(ともに3年)を経由して質の高い攻撃を仕掛けた。前半9分、右SB齋藤瑛斗の右クロスを1トップの戸上和貴(ともに3年)が合わせたが左に外れ、15分にはMF川上旺祐の左クロスから右MF飯野健太(ともに3年)が好シュートしたものの、これも枠を捕らえ切れなかった。
しかし16分に髙橋の縦パスを預かった松原が、前に出てきた相手GK堀田悠空(1年)の頭上を破る技ありのループシュートを決めて先制した。1回戦から3回戦まで無失点で勝ち上がってきた市立浦和の堅陣を打ち崩した。
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▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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