聖望学園が4年ぶり2度目のベスト4進出!延長後半の劇的ゴールで正智深谷を下す

聖望学園が4年ぶりのベスト4進出(写真=河野正)

 第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選は10月29日、浦和駒場スタジアムで決勝トーナメント準々決勝の残り2試合が行われ、聖望学園が高校総体予選4強の正智深谷を延長の末、2-1で下し4年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。11月5日の準決勝(13時35分・NACK5スタジアム)で、高校総体予選準優勝の浦和南と顔を合わせる。

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 聖望学園は本来の2トップから4-2-3-1の陣形で臨んだ。正智深谷は4-3-3だった。

 早い時間帯に試合が動いた。正智深谷は前半13分、敵ボールを奪取するとMF大島あらた(3年)が左サイドを切り崩して鋭いクロスを供給。そこに飛び込んできたFW服部天翔(3年)が、豪快なヘディングシュートを決めて先手を取った。

 敵将・山本昌輝監督は「前半の20分以内に先制されると、かなりきつい試合になると考えていた」と話したが、聖望学園はこの2分後にすかさずヘッドでお返しした。

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▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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