狭山ヶ丘 vs 浦和南(写真＝河野正)
浦和南はまず7分にMF石川慶（3年）がゴール正面からフリーで打ったが、球筋に勢いがなくGKに捕球された。29分には左CKからMF荻野凌我（3年）が狙ったが、枠に飛ばず先制機を逃す。
狭山ヶ丘は7分に鋭いカウンターから展開し、MF権田智紀（3年）がいい形でシュートしたがDFにブロックされる。12分にはこの試合で最大の得点機を迎えた。速攻からMF玉城昊輝（3年）が決定的な一撃を放ったがGK金悠聖とCB長谷川葵巳（ともに3年）に防御された。
この場面、浦和南の野崎正治監督は「あそこはよく守ってくれた。助かりました」と褒めた。
延長戦突入の雰囲気も漂い始めた35分だった。ボールを丹念につなぎながら相手陣営に進出していた浦和南は、左SB橋本優吾が左前方のMF濱口陽央（ともに3年）へパス。濱口がゴール前に送ったクロスを荻野がヘディングでゴール右に流し込んで決勝点とした。
▽第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第102回全国高校サッカー選手権埼玉予選
