決勝点を決めた静岡学園DF13野田裕人(2年)

　同点に追いつき勢いに乗る静岡学園は後半25分、右サイドでDF13野田裕人(2年)からのスルーパスを受けたMF16田嶋旦陽(3年)がクロスを上げると、ゴール前まで上がってきた野田が強烈なヘッドで合わせニアをブチ抜く。遂に逆転に成功した静岡学園がそのまま逃げ切り2-1で勝利した。

　先制点を献上し苦しい状況となった静岡学園だったが、見事な逆転劇で10年連続となるベスト4進出を決めた。

　試合後、DF13野田裕人(2年)は「前半は決めきれるところで決めれず苦しい展開になったけど、後半早い時間帯で点が入って良かったです。1-1の状況で、何としても勝ち越し点が欲しく、田嶋君に預けて信じて走ったら良いボールが来て自分は決めるだけでした」と決勝ゴールを振り返った。