龍谷大平安、カウンター3発でジャイキリ達成!京都共栄を3-1で撃破

歓喜の龍谷大平安イレブン(写真=雨堤俊祐)

  第102回全国高校サッカー選手権京都予選の京都大会3回戦が10月7日に行われ、東山高校総合グラウンドで京都共栄龍谷大平安が対戦した。

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  京都共栄は昨年度ベスト4で、今季は 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関西2部で昇格初年度ながら首位を走っている。対する龍谷大平安も今季の京都府TOPリーグ(1部リーグ)で、現在3位につけている好チームだ。1位が京都橘B、2位が東山Bであり、府内での強さがうかがい知れる順位と言えるだろう。

  試合はお互いに激しくぶつかり合う、タフなゲームとなった。京都共栄は前線へ素早くボールを送り込み、空中戦や球際での強度を全面に押し出していく。だが、龍谷大平安も簡単に競り負けることはなく、自陣で粘り強く守ってからカウンターを繰り出していく。

  先制点は22分。龍谷大平安はカウンターから11番・FW磯田隼太(3年)がポストプレーで起点を作って中盤へボールを落とすと、そこから前方へ出されたパスを受けた9番・FW塚越悠斗(3年)がドリブルでゴール前まで持ち込んで右足でシュート。これが左ポストの内側に当たってゴールイン。強力2トップによる攻撃で試合が動いた。

  京都共栄も25分、FKのこぼれ球を拾った二次攻撃から、味方がフリックで前方へ流したボールを9番・FW森谷祐大(3年)がシュートへ持ち込むが、枠を捉えない。40分ハーフの前半は互いにシュート3本ずつとチャンスが少なかったが、龍谷大平安の1点リードで折り返す。

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▽第102回全国高校サッカー選手権京都予選
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