東山 vs福知山成(写真＝雨堤俊祐)

　対する福知山成美は自陣の守備で粘り強さを見せて、サイドへ揺さぶられても中央を固めて対応する。そして攻撃に転じればFWローレンス・デイビット(2年)のスピードを生かしたカウンターを繰り出してゴールに迫る。21分には後方からのボールに反応したデイビットが相手DFをスピードで振り切ってシュートまで持ち込むが、GK牧純哉(3年)に阻まれた。

　東山も30分、右サイドからのロングスローが中央の混戦を抜けて、大外で待ち構えていたFW山下ハル(2年)があわせたが、GKウボング･リチャードが好セーブ。37分にもロングスローからFW松下凌大(3年)が倒れこみながらもシュートを放つが、枠をとらえない。40分、右サイドからのクロスに再び松下があわせたが、リチャードに阻まれて先制点が遠い。福知山成美も前半アディショナルタイムに右サイドからのアーリークロスに、逆サイドから走りこんだMF熊澤陽輝(3年)があわせるがGKの正面を突いた。40分ハーフの前半はスコアレスで折り返す。

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