3連覇を達成した大津にとっても苦しい展開となったが、「押し込まれる時間もあった中で、延長になってもいいから、とにかく失点しないようにと声をかけていた。点を取られてもぶれないメンタルなど、プレミアリーグで培われた成果が出たと思う」と話すのは、決勝点の碇。先月末、急遽就任した赴任2年目の宮崎祐介監督も、「選手たちにも不安に感じることもあったと思うが、その中でよく勝ち切ってくれた」と安堵の表情を隠さない。全国選手権で目指す目標は、前回準決勝で、そして前々回は決勝で涙を飲んだ日本一である。。

(文・写真=井芹貴志)

▽第102回全国高校サッカー選手権熊本予選
第102回全国高校サッカー選手権熊本予選