静岡学園、4年ぶりの全国制覇へ向けて6発大勝スタート!明徳義塾を下す

静岡学園の右SBの野田裕人は果敢な攻撃参加で1得点・2アシスト

 プロ内定3人を擁す技巧派集団が4年ぶりの全国制覇へ向けて好スタートを切った。

【フォトギャラリー】静岡学園 vs 明徳義塾

 第102回全国高校サッカー選手権の1回戦が12月29日に行われ、浦和駒場スタジアムの第1試合では、2年ぶり14回目出場の静岡学園(静岡)と3年ぶり9回目出場の明徳義塾(高知)が対戦。静岡学園が6-0の大勝を飾った。

 静岡学園は立ち上がりから攻め立てた。徳島ヴォルティス内定のMF10高田優(3年)とMF7庄大空(3年)の創造性溢れるパスを起点とし、サイドでは左のMF11志賀小政(3年)と右のMF8田嶋旦陽(3年)の鋭い突破を活かして明徳義塾ゴールを目指す。

 先制点のチャンスは早々に訪れた。3分、左サイドを切り崩した志賀のクロスにDF5大村海心(3年)が合わせてゴールネットを揺らす。静岡学園は幸先よくリードを得た。

 さらに16分にはスムーズなパス回しから相手ディフェンスラインの裏に抜け出た右SBのDF13野田裕人(2年)がゴール左に決めて追加点をゲット。

 その後は明徳義塾の粘り強い守備を崩しきれない時間が続いたが、後半は華麗なゴールショーを見せた。

【次のページ】 1回戦 静岡学園 vs 明徳義塾(2)

▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権