粘り強く戦った初出場の名古屋が常連の日章学園をPK戦の末に振りきる!

名古屋イレブン

 初出場の名古屋(愛知)が、2年連続17回目の出場となる常連の日章学園(宮崎)をPK戦の末に4-2で振りきった。

 「今年のチームは大事なところで勝ちきれず、ずっと悔しい思いをしてきました。見栄えのいいサッカーではなかったかもしれないけれど、とにかく勝ちにこだわって粘り強く戦おう、と。そうした思いはみんなが共有していましたし、この勝利を素直に喜びたいと思います」(名古屋・山田武久監督)

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 後半に入ると、守備に追われる時間が長くなったが、名古屋は勝利への執念をたぎらせる。U-17日本代表のFW14高岡伶颯(2年)を擁する日章学園の猛攻をしのいだ。「(高岡対策として)1対1では到底守りきれないので、常に2人で対応しようと選手たちに伝えていました。よく耐えたと思います」(山田監督)

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