大津イレブン(写真=矢島公彦)

 対する大津は、GKは1坊野雄大(2年)。4バックは右から2大神優斗(2年)、5五嶋夏生(2年)、4吉本篤史(3年)、3田辺幸久(3年)。中盤はダブルボランチが8嶋本悠大(2年)と6兼松将(2年)。サイドの右が11稲田翼(3年)、左が7古川大地(3年)。2トップは9山下景司(2年)とJ2水戸ホーリーホック内定のキャプテン10碇明日麻(3年)となった。

 試合はU-18年代最高峰リーグで切磋琢磨を続けた両校らしく、序盤は出方をうかがう展開に。昌平はワントップの9小田の位置に応じて、両ワイド、トップ下の西嶋が上下動を繰り返し大津の守備ブロックを崩しにかかれば、大津は身長186センチのFW10碇にあて、そのセカンドボールを拾う形を徹底。その中で昌平は18分までに9小田が3度の枠内シュートを放ったが、ここは大津GK1坊野に阻まれ、22分には右クロスに10碇がヘディングで合わせたが、これは左へと外れた。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権