市立船橋イレブン
そして、ダメ押しの3点目に絡んだのが、岡部同様、スタメン起用された左MF14森駿人(3年)だ。67分、左サイドのスペースに飛び出すと、丁寧にゴール前に折り返す。この日はMFではなく、2トップの一角に入っていたFW8足立陽(3年)の豪快ミドルをおぜん立てした。さらに、後半から登場した市船の絶対的エース、FW10郡司璃来(3年)が終了間際に鮮やかに決め、格の違いを見せつけた。
星稜の河合伸幸監督は「ボールを動かすことはできましたが、フィニッシュの精度や前に人数を割いていく攻撃の迫力など、相手が上手でした」と、脱帽。それでも「ウイングからウイングで、点を取ろうと話していて、そのねらいが結果につながったことはよかった」と、収穫も口にした。
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権