伊原快のスーパーゴールで延長戦を制した玉野光南が岡山学芸館との決勝へ

歓喜の玉野光南(写真=寺田弘幸)

 創立40周年の節目に8大会ぶりの全国出場を目指す玉野光南。まずは初めての岡山県予選決勝進出を目指す創志学園。強い思いをもつ両校の対戦となった第102回全国高校サッカー選手権岡山予選の準決勝は、お互いに譲らず0-0のまま延長戦に突入し、延長戦の後半1分に伊原快のスーパーゴールが決まって玉野光南が勝利した。

 お互いにダイレクトにゴールへ迫って迫力のあるロングスローやセットプレーでゴールを狙ったタフな一戦を最後まで全員で気持ちを見せて戦い抜き、乙倉健二監督は顔を綻ばせて試合を振り返った。

【フォトギャラリー】 玉野光南 vs 創志学園

 「本当に思いが詰まったゲームでしたし、ピンチもみんなで体張って守り、最後はみんなの思いが詰まったようなスーパーシュートが入ってくれた。伊原はそれまで散々チャンスでパスをしていたんでピッチ脇で打てよ!ってリクエストしてたんですけど、すごいシュートでしたね」

 殊勲のゴールを決めた伊原も満天の笑みを浮かべて得点シーンを振り返る。

【次のページ】 準決勝 玉野光南 vs 創志学園(2)

▽第102回全国高校サッカー選手権岡山予選
第102回全国高校サッカー選手権岡山予選