「去年の選手権予選決勝で敗れたのは、僕もそうですが、選手たちも本当に悔しかったようです。おかげで選手たちも気持ちを新たにしつつも、今年は新人戦から優勝を取りに行くんだという気持ちになっていましたね。大会を通してそういう気持ちが強く出ていたし、練習から気持ちが見えていたので試合を重ねる中で良くなっていったのかなと思います」
試合後の木藤監督はそう語り、選手たちのハートを讃えた。今年は去年よりも高いところを目指すことが目標であり、目指すのは日本一、そして選手権での国立だという。最初の目標である県の新人戦は制した。ならば次の目標は九州だ。この日、国見は次なる目標『九州新人戦』へ向け、力強い一歩を踏み出した。
(文・写真=藤原裕久)
▽令和5年度長崎新人戦(新人選手権大会)
令和5年度長崎新人戦(新人選手権大会)