花咲徳栄イレブン

 前チームの主力がごっそり抜けた細田学園は前半21分に先行されたが、28分にすかさず追い付いた。独特なボールタッチでリズムを生むMF三上蓮恩(1年)が、右から左へと絶妙なスルーパスを供給。これに反応したMF中村幸椰(2年)が、右足でゴール左隅へ蹴り込む正確なシュートを決めて同点とした。

 1-1で折り返した後半14分に再びリードを許してしまったが、それでも24分に振り出しに戻すあたりは、さすがに地力がある。

 後半20分から出場していたFW堤瑛士(2年)が、右からファーサイドに巧妙なクロスを供給した。このボールを同10分に送り込まれたMF桑颯馬(2年)が、ダイビングヘッドで同点弾を突き刺した。上田健爾監督が「あの同点ゴールはいい形でしたね」と褒めたように“絶対に取るんだ”という執念と意地がもたらした得点と言える。

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▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)