1G3Aの昌平MF甲斐田裕大
後半も前半同様、昌平ペース。後半12分、MF6甲斐田のマイナ巣のクロスからFW 9中村がふたたび決め、3点目。このままでは終われない市立浦和は15分、CKから最後はDF4高橋遥斗(2年)が押しこみ、ようやく反撃。
しかし、22分、中央MF6甲斐田のパスに左サイドからオーバーラップしたDF 2森井智也(1年)が決め、4点目。さらに26分、カウンターからMF10岩谷勇仁(2年)がゴールネットを揺らす。
残り時間約15分で4点差。昌平の勝利と思われたが、そうではなかった。ここから市立浦和は迫力ある追い上げを見せる。
30分、DF4高橋のロングパスを受けたFW11横井葵(2年)が冷静に決め、2点目。37分にはカウンターから飛び出したFW11横井が決定機を作ったが、ここは昌平GK白根翼(2年)がファインセーブ。市立浦和の勢いは止まらず、39分、左サイドからDF5田邉快斗(2年)のクロスからFW11横井が相手に囲まれながらも押し込み、3点目。アディショナルタイムに入った40+2分、コーナーキックから途中出場MF24村上光希(2年)が低い体勢から頭で押し込み、4点目。さらに40+3分、市立浦和、コーナーキック。キッカーはMF10高橋隼(2年)。直接、狙ったボールは惜しくもバー直撃。「コン」と乾いた音が響くと、スタンドから歓喜とため息がこぼれた。
▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)